修学旅行に行ってきました!
(普通科)
10月8日(水)~10日(金)、2年生は2泊3日の修学旅行で広島に行ってきました! 3日間とも天候に恵まれ、元気に活動してきました。
【1日目】 広島追悼平和祈念館・広島平和記念資料館・原爆ドーム
広島追悼平和祈念館では、被爆者から被爆体験や平和への思いなどを受け継いだ「被爆体験伝承講話」をお聞きしました。生徒2人とも講師の方のお話に真剣に耳を傾け、「心が痛くなるようなお話でしたが、自分たちも語り継いでいかなければいけないと思いました」と感想をお伝えすることができました。
広島平和記念資料館では、被爆の惨状を表す写真や絵、被爆者の言葉などが展示されていました。変形したガラス瓶や光線を受けた屋根瓦、原爆ドーム(旧広島産業奨励館)の被爆前・後を表す模型などを触察し、原爆の威力を実感させられました。
お好み焼き作り体験
1日目の夕食は、自分で焼いたお好み焼きでした。学校で行った練習を思い出し、講師の方の助言を受けながら慎重に、時に大胆に焼き上げました。鉄板はとても大きく、熱伝導もよく、おいしく焼き上がった一枚を味わうことができました。好みのトッピングを選べたことも、嬉しいポイントでした。
【2日目】 宮島
2日目は晴天の中フェリーに乗って宮島へ。
広島名物もみじ饅頭を焼く体験では、構造を把握するため、はじめに加熱前の型に触らせていただき、もみじの形をなぞりました。焼き機を向こうに開いて型に油を塗り、生地を流し込み、こしあんを落としてまた生地で覆います。30秒おきに焼き機の持ち手を操作してひっくり返したり、火から外したり、じっくり集中して焼きました。出来立てのもみじ饅頭は思い出に残る味わいだったことでしょう。
お守り作り体験は、袋と紐を自分で選ぶところからスタートしました。お守りの袋は、古い着物から作られており、渋い和柄のものや季節の花があしらわれたものなど、素敵な柄がたくさんある中から厳選し、それに合う紐を決めました。宮島で縁起物とされているしゃもじの形の小さな札に、願い事を判子で押します。袋に入れて紐を通して結び、お守りの完成です。願いを込めてお祈りをした後は、産社での作業を生かしてビニール袋に封入しました。
フェリーの出航が近付く夕方、潮が引いた砂浜を歩き、西日の差す厳島神社の大鳥居に触れることができました。柱にはフジツボが張り付いており、満潮になると自分たちが沈んでしまうくらいの水位なのだと分かりました。
【3日目】 広島城
最終日はバスに乗って広島城へ。冒頭には学芸員の方がお城について解説をしてくださいました。 広島城の石垣は、海岸から運んだ石が使われており、牡蠣などの貝殻が表面に付いているものもありました。敵を迎え撃つための「石落とし」など、普段は見られない部分も見せていただきました。
マスコットキャラクター・お城の天守閣を被った白い毛の猫「しろうニャ」と写真を撮ったり、兜を被ったり、刀を持ち上げて重さを体験し、広島城に親しみました。5層になっている天守閣の最上層からは、広島市一帯の景色を眺め、修学旅行の3日間の思い出に浸りました。
あっという間に過ぎた広島修学旅行。「次は牡蠣を食べたい」、「船にもっと長く乗ってみたい」、「今度はみんなで北海道に行きたい」などの感想が聞かれ、充実した3日間になったようでした。
