A.「視覚障害者に適した仕事」というものは特にはありません。ただ、歴史的にあん摩マッサージ・鍼・灸などのいわゆる三療の分野において、視覚障害者が優遇され活躍してきたという経緯があり、現在でも理療科を卒業して国家試験に合格し、国家資格を取得した方は、治療院や企業のヘルスキーパー、病院、高齢者施設などで技術を活かした仕事をしています。このように、三療の仕事は視覚障害者にとって重要な職業分野となっています。普通科を卒業して、パソコンが得意な方は一般事務、手先の器用な方は軽作業や商品管理など、視覚障害者の活躍の場は広がっています。また、仕事に必要なスキル向上のため訓練校を経て、就職する方もいます。

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