10月24日(木)、高等部普通科1年1組・2年1組の生徒が、「株式会社キユーピーあい」に進路先見学に行きました。
敷地内に入ると、アスファルトの歩道部分が赤く塗られ、点字ブロックも敷設されていること、トラックが行き来するので横断歩道があることなどに生徒たちは驚いた様子で、会社の大きさを感じていたようでした。
会社の理念や業務内容、求める人材などについての説明を受けた後、軽作業を体験させていただきました。小冊子の入った袋にパックのマヨネーズを入れ、空気を抜いて封をするという内容でした。生徒たちは社員の方に出来を確認していただきながら、集中して丁寧に作業を行っていました。
後半はヘルスキーパーとして勤務されている全盲の社員の方にお話を伺いました。働く上で大事なことは、自分から挨拶すること、パソコン能力を高めて自分の目を補うこと、一人で出勤できる歩行能力であると教えていただきました。また、生活する上でも、小学4年生からの寄宿舎生活や、一人暮らしでの御経験から、便利な物について情報収集して、自分でなんでもやってみることが大切だとお話しいただきました。仕事でも私生活でも、自分でできることとできないことを見極めて、難しいことは自分から周りに頼むこと、どうすれば自分でもできるようになるか工夫することが必要、というお言葉は特に生徒の心に響いたようでした。
今回得た学びを学校生活に活かし、「自分から」行動して進路実現に向けて力を付けていってほしいです。